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ss モーニングリポート

2013.08.30 (Fri)
 ( *´ノェ`)<おはようございます(ささやき声)パンツの色は何色ですか(ささやき声)

 

 どっきりカメラ寝起き風に兄さんに迫りたい。乙女のささやかな願い☆

 
 
 本日5時起きのネコです。いまだ若干眠いです。(´-ω-`)


 だれか、兄さんのしどけない寝起き姿を実況リポートしてくれまいか。

 下着の色とか聞いて兄さんを赤面させてくれまいか。・・・いや、殴られるなw

 
 今日はそんな切ない願いをこめた会話文ですァィ(。・Д・)ゞw






『 もーにんぐりぽーと 』







 今日は森永君はおうちに一人です。
 兄さんはかなこちゃん達と一緒に温泉旅行に行っています。
 昨日はあんまり寂しくて、一時間おきに電話していましたが、兄さんに「うぜえ!」と怒られてしまいました。
 なので夜はメールで我慢して、朝になったし、もうそろそろ起きてるかな~と……

 


 トゥルルルル。トゥルルルル・・・




『はいはーい♪』

「もしもし、せんぱ……ってその声は!」

『貴方の心の友、磯貝です☆』

「なんですか心の友って!なんでそこにいるんですか!」

『たまたまここの旅館に社員旅行できててさー。驚いちゃったよ、宗一君達が泊まってるんだもん』

「今すぐセンパイから離れてください!てかなにもしてないでしょうね!?」

『あははははは』

「ちょっと!」

『そんな大声出すと、いくら電話越しでも宗一君起きちゃうよ』

「えっ!センパイそこで寝てるんですか?あんたの近くで!?」

『なんもないって。いい加減信用してちょうだいよ』

「……できるわけないでしょうーがっ」

『それより、こんなに朝早くから電話して、なにか宗一君に用事があったんじゃないの?』

「あ……いや、べつに……。特別用事ってわけじゃなくて……」

『寂しくて声が聞きたくなっちゃったのかなー?相変わらずラブラブだねぇ』

「あんたに関係ないでしょう」

『照れなさんな。照れなさんな。なんなら実況レポートしてあげようか?』

「え?」

『寝起きどっきりリポート。宗一君が今どんな格好で眠っているか知りたくない?』

「……どんな……格好……?」

『ね?ね?知りたいでしょう?なんせ寝乱れた浴衣姿だよ?』

「……ゆかた……ですか……」

『そうそう。薄くて透けて見えそうな旅館のやつね。前ごろもが短めなんだよねー。経費削減かな?おかげでちょっと姿勢崩しただけで簡単に前がはだけちゃって』

「……」
 ごくり。

『夕べは暑くて寝苦しかったからね。宗一君てば布団全部けっとばしちゃってるよ』

「……布団かぶってないんですか」

『うん。横向いてね、背中向けてる。裾とか捲れて太ももまで見えてるよ。色白いなぁ』

「見ないでください!」

『え?下着の色知りたい?』

「青でしょう!そんなこと聞いてません!」

『なんで知ってるのか突っ込んでみたいところだけれど。宗一君、適当に腰紐結んだな。解けかけてるじゃないか』

「ああああ!絶対触らないでくださいよ!絶対ですよ!」

『わかってるって、心配性だなぁ。でもこのままじゃ風邪引くんじゃない?』

「夏だし大丈夫でしょう!とにかく触らないでください!」

『んー、でも浴衣ずり落ちて肩とか半分見えちゃってるし』

「……」

『襟から背骨の線まで覗いてるよ?こう、髪が寝乱れた感じにシーツに散っててね。足は丸見えだし、着物ははだけてるし、ちょっと目の毒だよねぇ』

「…………」



『いま前かがみになってるだろ?』

「ほっといてくださいよ!」

『図星かーw若いなーw』

「あんた面白がってるでしょう!?」

『いやいやそんなw』

「声が笑ってるんですよ!」

『あっ!君がうるさくするから宗一君が寝返りうったぞ。あーあ。腰紐ほどけかけで、けっこうやばいなぁ』

「見ないでくださいってば!」

『そんな涙声で叫ばなくてもwまつげ、けっこう長いね。唇はちょっと開いてて、寝息を……あ』

「え?なんですか!?」

『宗一君が、なにか寝言いってるぞ』

「なんて?」

『…………もりなが、って』

「……」(先輩、俺の夢を?)

『もりなが、スキって』

「ええ!?ほんとですか!?」

(ガターン!「てめぇ、俺がなんだって!」)

「え!?なに!?どうしたんです!?」

(「あっれー、宗一君そこにいたの?朝風呂に行ったとばかり」)

「磯貝さん!」

(「いま戻ってきたんだよ!なにくだらないことしゃべってやがんだ!」)

(「そんな真っ赤な顔で怒るなよ。ジョークじゃないか」)

「ちょっと!先輩そこにいるんですか!?」

(「それに実際、寝言で……」)

 ガタン、ドタン!バタバタバタ。


 ガタッ

『てめえ、森永か!?』

「先輩?息切らせてどうしたんです?」

『朝っぱらから用もないのにかけてくるなっ』

「だって声が聞きたかったんですよぉ。それより、磯貝さんがいるなんて聞いてません!なにもされてないでしょうね?」

『なんもねーよ。アホな心配すんな』

「それから寝言って」

(『もりながくーん!宗一君がねー、寝言で……』)

(『だ、黙れ!死ね!』)

『お前もうかけてくんなよ!』

 ガチャ。



「……切られた。ええーっ!せんぱーい!結局なんなんですかー!?」




 それにしても磯貝がいるとは。

 ガードの固い宗一のこと、なにかあるとは思わないが。昨日は何度も電話したりメールしたりしたのに、黙っていたのは気に入らない。

 まあいいと、森永は飛び出したい衝動を無理やり飲み込んだ。今日は帰ってくるはずだし。



 帰ってきたら、みっちり体に訊いてやる。

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