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ss 催眠

2013.08.28 (Wed)
 おはようございます!

 さわやかな朝ですね!つか最近、朝さむくないですか((´д`)) ブルブル…


 今日も長袖羽織ってます!兄さんもおなかを冷やさないように!あと腰も!大事!(・∀・)ウン!!



 本日もひそかに更新w┬|ョ´ェ`*)


 そして本日もさいみんネタ@現実バージョン

 エロは・・・ない(・∀・)

 ちゅー程度wよろしければどうぞv





 『 催眠 』






 黒ずくめの妖しげな男が両の手の平を広げ、椅子に座った女にかざす。だらりとうなだれて座った女は、風にそよぐように左右に揺れた。
『私の合図であなたは目が覚めます。目が覚めたとき、あなたは鳥になっています。1・2・3……』
 パチンと指が鳴る。
 とたんに女は目を覚まし、けたたましい声を上げてスタジオ中を羽ばたいて回った。



 ……どうせやらせだ。くっだらねー。
 ソファにもたれながら眇めた目でテレビを眺めていると、隣で同じようにテレビを見ていた森永が振り返った。
「……なんだよ」
 森永は難しい顔で宗一を見つめていたかと思うと、突然手の平をかざし、
「あなたはエッチなことがしたくなる~」
「…………」
 とりあえず無言で蹴りを入れた。
「いたっ。ただの冗談じゃないですか!」
「てめぇの頭の中はそればっかかっ」
「そんなことないです!ただ、もうちょっと夜の回数が増えたらなーって常々考えているだけです!」
「おま……」
 大真面目に主張されて、もうため息しか出ない。
 相手にするだけ無駄だと、頬杖をついてテレビの続きを眺めることにする。それにしても嘘くさい番組だ。催眠術を否定はしないが、基本的に心理療法の技のはずで、せいぜい潜在意識に働く程度だろう。他人を人形のように操るなんてできるわけがない。
「ねぇ、先輩。前にしてから一週間たつし……今日は、いいでしょう?」
 まだあきらめてなかったらしい、森永が身を乗り出してソファの上をにじり寄ってくる。
「ダメに決まってんだろ」
「いてっ」
 額を指で弾いてやると、おでこを抑えて恨みがましい目で見つめてきた。
「恋人なのにっ」
「こ、恋人ちげーよっ」
「もうっ……。いつならいいんですか」
「……しばらく忙しいし」
 森永は唇を尖らせて天井をにらんだ。
「……本気で催眠術覚えようかな」
「あ?」
「仕方ないから、今日はキスだけで我慢しますよ」
「はぁ!?な、なんでそうなるんだよっ」
 再びにじりよってくる肩を押しのけようとすると、今度は手首を取られてあっさりソファに押さえつけられてしまった。間近になった大きな瞳が、拗ねたように睨んで見下ろしてくる。
「こんなに譲歩してるんだから。これくらいは許してください」
「だ、だからなんでそう、んぅっ」
 ソファに押さえつけられ、少し強引に唇を奪われる。
 強い力で顎をとられ、僅かに開いた間から舌がもぐりこんできた。熱くぬめるものに口内を蹂躙され、絡めるようにソファに押し付けられた指が震える。
「……はっ……ゃ……っ」
 息すら奪われかねなくて、角度を変える合間にやっと喘いだ。交じり合う唾液の音に羞恥を覚えて、押しのけようと覆いかぶさる胸を叩くが、森永はびくとも動かない。薄く目を開けると熱っぽく細められた黒目勝ちの瞳が間近にあって、目が合った瞬間しびれたように体中の力が抜けてしまった。
それこそ変な催眠術でも使われたみたいだ。
 シャツの裾から、熱い手の平がもぐりこむ。
「…ぁっ……ちょ、まて!キスだけだって……っ」
「ん?そうだっけ。あなたはエッチしたくな~る~」
「おまえなぁ!あっ…や、ん……っ」
 かさついた指先が乳首をはじいた。
 思わずぎゅっと目を閉じると、耳元に吸い付かれる。
「センパイ……」
 耳元に首筋にと、繰り返されるキスの合間の低いささやきに、背筋がぞくぞくと震えた。
 つけっぱなしのテレビからは、相変わらずうそ臭い催眠術の番組が流れている。明かりは皓々とついたままで、日常の続きの空間でするだなんてありえない。
 研究はしばらく忙しいし。
 明日も一日中実験に追われる予定で。
 なのに、ささやきひとつで体がひどく火照ってくる。
 キスを受けながら、押し倒されるままずるずると頭がソファの背から滑り落ちた。
「センパイ。好きです」
 森永が額をあわせるように覆いかぶさった。宗一は、この成り行きはとても不本意なんだと訴える意味で、熱に潤む瞳で後輩を睨んだ。
 そう、断じて本位じゃない。
 したいわけじゃなくて、あくまで不本意なのだ。
 森永は笑って、深く唇を重ねてきた。そうしながら、ソファに放り出してあったリモコンに手を伸ばして、不意にぷつりとテレビの音が途絶えた。
 かつん、とリモコンが床に落ちる。
「……ん……」
 キスを交わす音と、かすかな喘ぎがリビングをひそやかに満たす。さっきまでついていたテレビの音が消えると、それは余計に響いた。
 ────たぶん、変な術をかけられたのだ。
 宗一は覆いかぶさる広い背中に、おずおずと腕を回した。
 
















 森永君だけ使える、兄さん専用催眠術(・∀・)
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