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SS カラダに聞いて 1

2013.09.11 (Wed)
 なんということでしょう。


 うっかり書いてしまいました(・∀・)


 アレの続きですw


 じらしプレイなのでオレも焦らして二つに分けてみようと思います(○ ̄∀ ̄)ノぁぃ


 タイトルがアレなアレですがぶっちゃけアレなエロだぜъ(゚Д゚)


 今日はエロはないので安心くおりてぃです☆






『 カラダに聞いて 1 』





 いやぁ、温泉旅行楽しかったねぇ。旅先でまさか宗一君と会うとは思ってなかったし。しっかし森永君、朝から電話してくるなんて。相変わらずラブラブだなぁ。いいっていいって!照れなくてw相変わらず宗一君にくらんでたねぇ。そんでオレって相変わらず疑われてんの?こまったなぁw宗一君、オレが同じ旅館にいること隠してたんだ?なのにうっかり電話に出ちゃって悪かったねwま、きっと優しく許してくれるよ!それじゃ森永君とお幸せにネッ。ぷくく…





 ────ニヤつく磯貝の顔を思い浮かべながら、なんとなくいやな予感はしていた。





 アパートへの帰り道を、肩を怒らせて歩く青年がいる。
 表情は険しく、先を睨む目は、まるで戦いに赴かんとするかのようだ。
 時折小さく、「俺のせいじゃねえしっ」などとぶつぶつつぶやいている。言いながら、自分に同意するように頷いたりもしていた。



(あいつが何を言ってきたって、謝らねえからな。たまたま磯貝と同じ旅館だっただけで、俺のせいじゃねえし。別に、隠してたわけじゃねえ。わざわざ言う必要もないだろうがっ。言ったら言ったで旅館に来るとか言い出しかねえだろうが!とにかく文句言われるのは筋違いだ!大体お前は俺を信じなすぎる!)
 宗一は帰るすがらずっと、森永に対する反論を心中で唱えていた。
 別段文句を言われたわけではない。それどころか、昨日はアレほど鳴っていたメールの着信音も今日は一度も鳴っていない。不気味なくらいに。
 これから言われるであろう文句、泣き言、理不尽な要求にたいするシュミレーションと、断固たる決意を唱えているのだ。
 過去の経験からすると、ぎゃあぎゃあ大騒ぎするに決まってる。もしくは、じめじめべそべそ落ち込むか。このどちらかだ。
 先手必勝。とりあえずスパッと怒鳴って殴ってやる。
 ドアの前で立ち止まり、何度目かわからない反論内容を心の中で復唱した。
 肩をそびやかしてノブをつかみ、意を決してドアを大きく開け放つ。
「ごぉらぁ!森永!」
 気がはやりすぎて、つい開けるなり怒鳴りつけていた。
「あ、先輩。お帰りなさい」
 森永がリビングからひょいと頭だけ出した。
「旅行、疲れたでしょう。お腹すきましたか?」
 普段と変わらない調子で言って、笑いかけてくる。
「お、おぅ……」
 ……あ、あれ?
 予想外の対応に、宗一は目を瞬いた。
 寂しかったんですよ俺一人置いて磯貝さんと遊んでくるなんて何で黙ってたんですか示し合わせてたんじゃないでしょうねホントに俺のこと好きなんですか好きっていってよ先輩先輩ひどいひどいひどい!
「夕飯、鶏肉の甘酢あんかけですよ。好きでしたよね」
「おぅ……」
 脳内予想の森永とあまりに違いすぎる。
 宗一はおずおずと頷いてリビングへ入った。キッチンからは、じゅうじゅうと肉の焼ける音がする。食欲をそそる甘辛い匂いもししていた。
「夕飯、もう少しで出来ますから。先にお風呂入っちゃってください」
 エプロンをした森永が言って、手際よくフライパンを振る。
 普通過ぎるくらい普通な態度だった。
 迎撃する気満々だった宗一は、肩透かしをくらった気分でぼんやり森永の顔を見つめた。
「先輩?」
「あ……そうだな。うん。風呂入ってくる」
 部屋に荷物を置いて、換えの下着とTシャツを手にする。
 リビングを通ると、森永が包丁を使っているのが見えた。機嫌よく鼻歌さえ歌っている。
 自分だけ旅行に行ったことに、もともと若干の引け目があった。さらに磯貝のことも重なって、絶対なにか言われると思っていたが。取り越し苦労だったようだ。
 昔は、新しい助手を入れただけで嫉妬でぎゃあぎゃあ騒いだやつなのに。森永もやっと、落ち着いてきたのかもしれない。
 少し寂しいような……いやいや!寂しいってなんだ!
 宗一は首を振って、顔を見られないうちに慌てて浴室に向かった。




 リビングを出て行く宗一の背中を、森永は密かに振り返った。
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