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SS セロリ

2013.09.25 (Wed)
 秋のせいなのか。


 最近お腹がすいて仕方ないのであります!ァィ(。・Д・)ゞ


 ダメよ!と思いつつ、ついポテチの袋を開けてしまうけふこのごろ。

 
 …それでも一応遠慮があるので、じりじり袋を開けるわけで。

 ちょっとあけては穴に指突っ込んでじわじわ開いていじってみたり。覗いてみたり。(ΦωΦ)フフフ・・


 ああんやめて!恥ずかしいっ///

 ええやろええやろvスキなんやろvとかなんとかエロ親父なりきり妄想をしつつ制服のサイズが変わったらどうしよう。と悩み深いオレデス今日もご飯がうまいぜ!(゚д゚)ウマ-




『 セロリ 』






 長い指が食材を並べ、リズミカルに包丁が動く。子気味よい音が響きはじめる。
 野菜をするりとなぞる指先は、妙に色っぽく見えた。あの指にいつも翻弄される。素肌の上で線を描き、くすぐるように滑る指先────。
 
 ────いやにリアルに思い出してしまい、小さく肩が震えた。

「なんです?」
 口元に笑いを含みながら森永が言った。目線は包丁をつかう手元に置いたまま。
 声を掛けられて初めて、カウンターの前に突っ立ったままなのに気がついた。料理をする森永の手を、いつの間にか長々と見つめていた自分に気付く。
 コーヒーを注いだカップを手にする振りで目をそらした。
「べつに」
「お腹すきました?」
 少し考えて頷いた。
「もう少しですから」
「ああ」
 コーヒーを一口すすって、眉をひそめる。すっかりぬるくなっている。
「先輩」
 振り返ると、森永がディップ付の小さいセロリの芯をつまんで差し出してきた。
 促されるままに、一口大のそれを口で受け取る。シャクシャクとした歯ごたえと、濃厚でいて和風テイストなソースの味がした。少しだけツンとする。
「……アボカドディップ?」
「そう、わさび風味。美味しい?」
 うなずくと、森永は微笑んで、それから宗一の口元に手を伸ばしてきた。
 動きを目で追っていると、親指が唇をぬぐう。そのまま自分の口元に持っていってぺろりと舐めた。指を舐める舌の赤さが、やけに鮮烈に意識に残る。
「……俺もお腹すいたな」
 指を口元にやったままの森永と目が合う。空気の粘度が僅かに変わった気がした。
「はやくたべたい」
 視線に炙られたように、ぞくりと官能が背筋を這い上がる。
 なんてことない一言のはず。そのはずだと言い聞かせながら、赤くなりかけた顔を背けた。
「なら、さっさと飯にしようぜ」
「そうですね」
 笑んだ森永の目が餓えた獣のように熱をはらんでみえた。
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